豊後水道を震源とする地震について

出典:気象庁HP

2024年4月17日23時14分ころ、地震がありました。
震源地は、豊後水道で、震源の深さは39km、地震の規模(マグニチュード)は6.6と推定されます。この地震により観測された最大震度は震度6弱です。

新しい震度階級になった1996年以降、四国で初めて震度6弱を観測しましたが、地震学の専門家によると今後発生が心配される南海トラフ地震との関連は「直接の影響は無い」としながら、警戒を続けてほしいと呼びかけています。

今回の地震は、プレートとプレートの摩擦による地震ではなく、プレートの中で起きた地震であるとのことが発表されています。また南海トラフ地震は、プレートとプレートの境界線が動くことにより、大きなエネルギーが地震や津波を起こすと予想されていますが、今回の地震は海プレート内部で東西に割れる形でエネルギーが生まれており、南海トラフとはメカニズムが異なります。

出典:読売新聞

南海トラフ地震は、M8~9程度が想定されています。九州・四国・関西・東海・関東の広範囲に被害がおよび、最大死者数が32万3000人、全壊・焼失棟数が238万6000棟と推定されています。そして、今後30年以内に70%~80%の確率で発生すると言われており、個人および企業として災害対策は必須となっています。

出典:気象庁

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