地域資源を活かした事業の初期投資を支援する「ローカル10,000」(地域経済循環創造事業交付金)が活用可能です。

地域の資源を活用した新事業を立ち上げる事業者向けの補助金「ローカル10,000プロジェクト」(地域経済循環創造事業交付金)をご紹介します。

当事務所は、お客様都合の計画断念を除いて、ものづくり補助金・事業再構築補助金・小規模事業者持続化補助金などの事業計画採択をいただいております。詳しくはこちらの事業再構築補助金の採択実績をご参照ください。

無料でのZOOM相談の他、訪問でのご相談もお受けしております。

I.ローカル10,000プロジェクト(地域経済循環創造事業交付金)とは

ローカル10,000プロジェクトとは、産学金官(民間企業、大学、金融機関、公的機関)の連携によって、地域の人材資源資金を活用した新たなビジネスを立ち上げようとする民間事業者の初期投資費用を支援するものです。補助金を通して、民間事業者、国、地方、金融機関などが一体となって、地域経済循環の仕組みを作っていくことに取り組んでおります。

Ⅱ.要件

ローカル10,000プロジェクトの要件として、以下の6点が挙げられます。

  • 地方の資源を活用する事業であること
  • 地域金融機関からの融資を検討していること
  • 新規事業の立ち上げであること
  • 地域の新たな雇用喪失に期待できる事業であること
  • 地域課題の解決につながる事業であること
  • 新規性・モデル性が感じられる授業であること

Ⅲ.補助対象経費

補助対象経費は、以下の4つであり、他の補助金と比較すると幅広く対象となります。

  • 施設整備費(※用地取得費を除く)
  • 機械装置費(※著作権取得費やシステム構築も含む)
  • 備品費(※レンタル・リース料なども含む)
  • 調査研究費(※事業者と連携する大学が行う調査研究にかかる経費が対象)

Ⅳ.交付額

交付額の上限は、2,500万円となります。ただし、融資額が公費による交付額の1.5倍以上2倍未満の場合は、上限3,500万円、2倍以上の場合は、上限5,000万円となります。下記にて具体例を記載します。

融資額上限額事業費の例
融資額が公費の1.4倍以下2,500万円融資額2,500万円+公費額2,500万円+自己資金500万円=総事業費5,500万円
融資額が公費による交付額の1.5倍以上2倍未満3,500万円融資額5,250万円+公費額3,500万円+自己資金500万円=総事業費9,250万円
融資額が公費の2倍以上5,000万円融資額1億円+公費額5,000万円+自己資金1,000万円=総事業費1億6,000万円

申請までの流れ

国の一般的な補助金と異なり、地方自治体の予算措置が必要となるため、まずは最寄りの自治体に相談することが必要となります。自治体が事業内容を踏まえて、総務省へローカル10,000プロジェクトの利用を申請します。その後、総務省の事業審査をクリアした場合、「交付金+融資」の初期投資費用を確保し、事業をスタートします。すでに行っている事業は、申請ができませんのでご注意ください。

当事務所では、自治体に相談する前の原案段階からご相談に対応させていただきます。実効性がありかつ自治体がサポートしたくなる事業の立案のサポートをさせていただきます。

まとめ

ローカル10,000プロジェクト(地域経済循環創造事業交付金)の概要をまとめました。詳細について、記載しきれませんでしたので、ご興味のある方は下記から当事務所にお問い合わせください。今後新しい情報が発表され次第、随時お伝えいたします。

当事務所は、お客様都合の計画断念を除いて、ものづくり補助金・事業再構築補助金・小規模事業者持続化補助金などの事業計画採択をいただいております。詳しくはこちらの事業再構築補助金の採択実績をご参照ください。

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