アジアトラベル＆インベストメント株式会社様

　アジアトラベル＆インベストメント（㈱）（以下、ATI）は、旅行サービス手配業として、ベトナムなどの東南アジアの旅行会社が企画した日本旅行の宿・バス・レストランなどの手配を行う事業を行っていました。

　しかし、コロナ禍における世界各国で出入国の禁止、隔離待機措置・陰性証明書類の提出などの厳しい出入国規制で、ATIは経営に大きなダメージを受けました。

　2022年3月ごろから海外観光客が回復傾向にあり、アフターコロナ期である現在では、多くの外国人観光客が日本を訪問しています。特にゴールデンルート（東京、箱根、富士山、名古屋、京都、大阪などを巡る広域の観光周遊ルート）の人気が高い状況です。一方、富士山周辺のホテル・旅館は、コロナ禍の観光需要の落ち込みに耐え切れず閉業に至ったケースも多く、ホテル・旅館不足が問題となっていました。

　ATIは、このような富士山周辺のホテル・旅館不足に着目し、事業再構築補助金補助金を活用して、ベトナム人などの東南アジアから来る観光客をメインターゲットとしたホテルを開業したいとの意向があり、当事務所にお問い合わせをいただきました。